アラフォー主婦たまこの日記

アラフォー主婦の記録です

【不妊治療後の生活】絶望から普通の生活までの1年間。

今日を入れてあと3日。

今年も色々ありました。

生きる事に絶望から始まってなんとか普通に生きられる様にまで回復した1年でした。

 

 

絶望から始まった2021年

不妊治療をやめる事を決めた去年のクリスマス。

子どもを二度と持つことが出来ないことに絶望し、何も手をつけること気が起きず始まった2021年。

子どもの姿を見ること、遊ぶ声を聞くこと、この世界で生きて生きていることが辛くて辛くてたまらなかった3ヶ月でした。

毎日目を覚ましたくなくて、起きても身体を動かしたくなくて毎日夜までベッドで生きてるんだか死んでるんだかよく分からない日々を過ごしていました。

 

リハビリを始めた春

季節が変わり、このままではダメだと少しずつ思い始めた4月。

リハビリがてら接客業のアルバイトを始めました。

一見さんと関わることは億劫ではないが、同じメンバーとずっと一緒に過ごすことが苦手な私。

今の仕事は同僚と一緒にいることがほとんどないのでものすごく気が楽です。

また、お客様にどうしたら喜んで貰えるか考えながら接客するのに楽しみを感じるようになりました。

「あなた感じが良いからまた来ちゃった。」「あなたに会いたくて買いにきたよ。」などお客様から言われるようになりました。

少しずつ仕事にもやりがいが出てきて、もう少し頑張ろうってなっていきました。

アルバイトのおかげで生活リズムもでき、少しずつ人らしい生活ができるようになってきました。

 

実親の説得に苦しんだ夏

精神的に少し落ち着いてきた夏に義母と実母に不妊治療を終了したこと、子どもを今後作らないことを伝えました。

 

不妊治療終了の際は以下のことも伝えました。

  1. 不妊治療は全国的にも実績の高く、この地域では最高峰の病院で治療してたこと。
  2. 高度不妊治療を全て行ったこと。
  3. 原因は私の身体にあること。
  4. 夫婦2人で不妊治療の終了についてはもともと決めていて、今後については一切治療を行わないこと。

 

義母に関しては「辛かったね。今後は夫婦2人で納得できるように過ごして行きなさい。私達は大丈夫だから。」と言ってくれました。

懐の大きい素敵な義母に恵まれたと思いました。

この素敵な義母にこの夫ありです。

 

逆にモンスターだったのが実母。

結婚して子どもを持つことが女の幸せの全てと思っている実母。

号泣しながら鬼電、家にまで鬼凸してきました。

やれこの芸能人は42歳で産んだのだからあきらめるな、漢方薬を使えばできる、この病院に行って治療をすればできるなどワーワー行ってきました。

しかも全くの根拠のないものばかり。

全くこちらの話を聞く気なし。私そっくりです。

精神的にもかなり追い詰められました。

私達のことなのに。

出来ないものはできないのに。

この人は何がしたいんだろう。

孫を見せられない罪悪感を持たせたいのだろうか。

堪忍袋が切れたので実母にこう言いました。

  1. 今後私達が後悔しないか心配なのは分かる。
  2. でも出来ないものは出来ない。
  3. あなたの説得でかなり精神的に追い詰められている。
  4. このままだと自殺をしてしまいそうだから、そっとしておいてほしい。無理なら絶縁をする。

流石に大人しくなりました。

また、運良く姪が生まれたこともあり注意がそれたことも幸いしました。

この事をきっかけに実母とは少し距離を置くようになりました。

 

新しい事を始めた秋

モンスター(実母)との戦いも終わりまた落ち着いてきた頃、新しい事を始めたいと思いアクアビクスを始めました。

クラスのメンバーは人生の大先輩達ばかり。

でも皆楽しそうに大笑いしながら毎回レッスンをしていました。

皆さん半分沈みながらですが(笑)

笑顔をみてるとこちらも笑えてきてレッスンに行くたびにこちらも笑顔になりました。

元気になってきたおかげでブログも再開できるようになりました。

 

普通の生活ができるようになった日々

アルバイトで気分がまぎれた事、アクアビクスで笑顔なれたことで今ではなんとか普通の生活ができるようにまでなれました。

来年の目標もできました。

去年の今頃に比べたら考えられないくらい進歩したと思います。

まだ、子どもに関してはふとした瞬間にザラザラする事があります。

でも気持ちの整理の仕方が少しずつ上手になってきて前ほど落ち込むことも減ってきました。

このザラザラは無くなることはないだろうけど、上手く付き合いつつ今後を過ごしていきたいと思います。

 

気持ちの変化が例年より大きかった1年間でした。

でもこの経験が今後何かに役立てばと思います。